完全版『結界師』第3・4巻

 

帯の種類が変わっておりましたが

イエロウさんによると今回だけのようです。

 

あと読者による投稿コーナーは

収録難しいだろうなと思っていたら

やっぱりないようだ。全員分の

再了承を取るのは大変でしょうね。

 

以下、感想です。

 

 

 

★3巻(単行本5-6巻)

ウロさまと黒芒楼の皆さんが登場し

本格的に物語が動き出す予感……!!

 

ウロさまの神様感はすごく好きで

この後ずっと出番ないのは残念ですね。

豆蔵はいるのだが……

 

この頃のつっぱってる限くんも好きです。

黒芒楼のエピソードは

「烏森を封印する」という最終目標からすれば

通過地点に過ぎなかったとはいえ……

 

成長した利守くんの姿も

見たいんだよな〜。最終巻の

描きおろしに期待なのです!

 

 

★4巻(単行本7-8巻)

この巻からイラストにも立体加工が

入っていてびっくりしました。

しずくがつやっつやですよ!

兄ちゃん、愛されとるな!!

 

あと黒姫ちゃんの鯉としてのぱくぱく感が

すばらしくて、いつも作画が好きです。

鯉でまず浮かぶのが『日出処の天子』の

ホラー描写ではあるが、あれもぱくぱくしとった。

 

ノワールのお話が大好きなので

大きいコマで読めるのがすごく嬉しい。

 

イエロウさんの描く実在・非実在の

人外たちは、人とは違う生き物としての

魅力に溢れていて、愛おしいなあ。

 

妖四人(?)組がデザイン怪獣寄りだけど

全体的にかわいらしくて、いいですよね!

 

描き下ろしの裏話が(今巻、限くんがありまして)

ほんっと!それ!!と悶える内容ばかりで

コンセプトがしっかりしている送り手の

受け手であることは安心感がありますね。

私みたいな受信機の方向やフィルターがおかしいタイプは特に。

 

ところで翡葉さん、コアなファンがいたのですね……

私の(偏食)好みにはぜんっぜんひっかからないタイプなので

世界は広いし、だからいいなあ、と思うのです。