「月刊LaLa」2020年4月号

 

今回発売が早かったのは

祝日にかぶっていたからなのですね。

入手が遅くなりました。

 

以下、感想です。

気になった作品のみ。

 

※20.11.28『転生悪女の黒歴史』部分を単独記事に変更※

 

 

 

・『この凶愛は天災です』

読切のキャラクターたちを登場させて

連載用に組み替えた物語。

個人的には読切版のほうが好みでした。

 

『犬夜叉』の「おすわり!」は

古典ネタ盤石という点では安心の留美子さんなので

ほぼ間違いなく孫悟空のわっかなわけですが

既視感をどこまで古くさかのぼらせるかって

難しいものだな……

 

 

・『リバース×リバース』

作者さんツイッターによれば

全2巻予定だったのが、続刊とのことなので

とても嬉しいのです。

アンケートと購入は大事!!

 

葵くんにはこのままがんばってほしいものの

同一人物とわかった時の

雛ちゃんの反応も気になるこの頃。

 

物語が長くなっていくのであれば

天乃さんはそのあたりきっちり仕上げてきそうなので

とても楽しみなのです!

 

 

・『君は春に目を醒ます』

どろどろしてきたぜ、いいですね。

 

弥太郎くんのターンが

ちゃんとヘテロの男の子のものなので

千遙くんはもうちょっとがんばらないとな

と思ってしまうのである。ふふ。

 

 

・『姫君は騎士団長』

きれいにまとまっているので読切かなと思いきや

連載作品でした。全3話あたりだろうか。

緑色の髪のキャラクターを

デジタル作画で白で表現するのは

ちょっと珍しいなと思ったりするなど。

 

 

・『終の神、言ノ葉の少女』

背景の作画、光の表現がとても美しいので

もっとしっかりしたハイファンタジーが

輝きそうだと思った新人さん。

 

そもそもなんで漢字なんだろう?という

ファンタジーもだいぶ増えてきたなあ。

このあたりは「作者が訳しました」と

冒頭にはっきり書いてある『イティハーサ』は強い。

 

ついでに脱線すると、メタ視点をまじえる「作風」であると

はっきりさせているタイプでない場合に

その世界にない単語や慣用句がぞろぞろ出てくると

気になってしまうほうの読者でもあるので。

このあたりは手塚さんとかだと気にならないのですけどね。