『ラフ』

 

あだち充の作品、全12巻。

 

両想いになるのが最終山場である

作家さんなので、このぐらいの巻数だと

やきもきしないし読みやすいな~。

 

以下、感想です。

 

 

 

メインの男女の積み重ねだけではなく

男の子同士の友情がよかったな~。

転校してしまった彼が最終巻で

かけつけてくれるの、やったぜ!!と

なりましたもんね。

 

大嫌いから始まる、最終回の告白は

追いかけていて楽しいのでした。

エピローグがないのはいさぎよいな!

 

ヒロインに対する囲い込みは

親たちが勝手に暴走しているだけでなく

ケガをきっかけに情緒不安定になった

ライバルもそうしているので、

とてもとても感じが悪い。

 

ヒロインが目の前でぶたれた時に

あやまれ、とすかさず抗議するの、

あだちヒーローの動きの早さは

どの時代もストレスフリーではあるが

目の前で謝ってほしかったしね~。

 

ライバルが立ち直ってくれてよかったし

そこで「恋愛」を重視しない、というのは

よかったのですが、途中最悪すぎましたわ。