『テノゲカ』

 

原作・詩石灯、漫画・新井隆広、

監修・市原理司の作品。全10巻予定。

 

手外科が舞台の本格医療ドラマとして

始まった作品なのではありますが、

作画さんの筆がガンガンのっていたのは

フランス留学パートだったと思います←

 

以下、感想です。

 

 

 

最初は医療ものあるあるの

派閥競争を脇でやりたいのかなあ

『ドクターX』みたいに←という印象で

主人公のまわりの医者たちが

あまりよい描かれ方をしていないのですね。

 

それもあって、いいお話もあるのだけど

あんまり面白みがないなあ、という

状況が続いてしまったのは残念でした。

 

主人公の過去編において

両親の思い出、親友との出会い、

戦場からの離脱などなど

描かれたのはとてもよかったです。

 

新井さんは『レ・ミゼラブル』を

最後までマンガ化している作家さんなので

扉絵でのパロディはもっと

やりたかったのでは疑惑があります!

 

義理の姉であるしずくさんの

容姿が別人のごとく変わっている件は

単行本を読めばわかるのかしらん??