『1122』

 

渡辺ペコの作品、全7巻。

 

スピンオフが始まりまして

キャンペーンで最後まで読みました。

 

以下、感想です。

 

 

 

私は忘れっぽいほうなので、どこまで

読んだか覚えていなかったのですが

そうだ、剣山……ではっきり思い出したのでした。

 

主人公夫婦はどっちも……

正直なところ、割れ鍋に綴じ蓋的な

双方問題を抱えてるからこそ

うまくいってる感が……あるな!!

という雰囲気が漂っておりまして。

 

妻公認「不倫」相手の女性を

気の毒に思いながら読んでおり、

剣山事件~本来の夫婦関係修復の過程のほうが

応援したくなる気持ちにあふれてしまいました。

 

男女夫婦にしか「結婚契約」が

法的に認められない現在、

交尾を本分としない「セックス」の

外注はかなり厳しいものがあるよな……

これが同性にも制度解放されたら

また違う印象になるかもしれんですが。

 

夫婦契約を一度解除したのち、

また二人の関係を築こうとしていく

主人公たちはあれはあれでよいものなのでしょう。