天乃忍最新作なのです。
雑誌から応援し続けていたので
一巻の文字が本当に嬉しい……!
『LaLa』で広告柱スペースがなくなってしまった関係で
作者さんの描き下ろし分が少なくなってしまったのは
残念だなあ……
柱スペースっていいですよね、
私が無地ノートにマンガ描いてた頃は
わざわざ作って穴埋め語りしていましたからね←
以下、感想です。
女子校百合ものを装っておりましたが
いやあ、天乃作品の魅力は
へた……不憫男子でしょう!!(言いなおしても酷い)
というわけで、絶対に男の子だと確信しておりました。
天乃さんの絵は、顔や線の印象はやわらかめですが
姿勢の違いとか表情の豊かさとか
伝わるようにしっかりと描かれていて
本当に大好きだなあ……
あと背景のデフォルメも好みだし
デジタルになってもトーンの使い方とか
変わってないのは、作者さんの目指す画面が
しっかりと定まっているからだし(褒めることしかしない)
今回の単行本には『ラストゲーム』の番外編が
収録されておりますが(もちろん雑誌切り抜き保管済)
初期作から一貫して、いわゆる少女マンガ仕草
(壁ドンとか頭なでなでとかの、推敲しないとまずいあれ)についても
バランス感覚がきちんと取れているので
安心して読めるなあ……
「信頼」している作家さんの作品を
同時代で読めるのはいいことですよね。
アンケートなどでも応援できるしな!!