『MISTERジパング』

 

椎名高志の作品、全8巻。

 

私はとんちき時代劇は好きなほうでして

(サンデーでは珍しく)打ち切り作品なの

残念だな~と読み進めたら、

ちょっと納得した感もあり。

 

以下、感想です。

 

 

 

とんちき時代劇と見せかけて

後にSF要素が大々的に登場してくるので、

主人公が本来は「知っている」側とか

(記憶喪失とかやりようはある←)

調整があれば、冒頭から知る読者も

混乱しなくてよかったような??

 

敵との直接対峙で作者が描きたかったであろう

見せ場の様々な場面が登場し、

本能寺で締めるというラストに

まとめあげているので読後感はそんなに

悪くないのですけれど……

 

武将ものあるある、男同士の熱いやりとりと

聡明な女性陣、は読んでいて好ましかったから

もったいなかった感が強いですねえ。

 

メタ視点の入る時代劇キャラ

好きなんですよね~。

もっと新作出ないかしらんと

思っております。