ドラマ版『東京サラダボウル』第3・4話

 

前後編なので一気に行きます~。

 

お父さんのお芝居がすばらしくて

弱い人々を搾取する親玉は

許せないよなあ!?という怒りがわく。

 

以下、感想です。

 

 

 

麻里さんがお世話になっている

中国語一家の皆さんや、アリキーノの所属する

通訳チームの皆さんが、陰に日向に

力になってくれる回でしたね~。

 

ドラッグストア店員に違和感ゼロの

警察官はすごいな……働き者だ……

前回での単独行動の反省を踏まえ

後輩も潜入捜査してるのがよい改変。

 

中国で誘拐がものすごく多い云々

私は『羅小黑戰記』をきっかけに

「ちゃんと」知ったのですけれど

それまでは背景に偏見があったのは間違いない。

一人っ子政策の悪影響は根強い……

 

弱者に追いやられた結果

搾取する連中に頼ってしまった

お父さんが、最後の最後で

正しいことを選んでくれてよかったし、

息子さんの話が聞けてよかったのです……

 

麻里さんが名前を間違えて聞き取ってしまった件が

通訳チームの皆さんの人海戦術作戦の

転換点となる演出は好きです。

拼音の聞き取り難しいのよ~。

 

「不法滞在者」も同じ人間であり

警察組織が日本での人狩りを許してはならない、

という主張にコテコテの強面刑事が

真っ先に賛同するのもまた、よいところです。

 

ところでボランティアの正体を

酒場でナンパしてきた彼にしたの、

一連のドラマ内で盛り上げるには

面白い変更点でしたね~。

 

締めとなる過去のエピソードも

男女ならカップルのやりとりと

あっさり「読める」視聴者が多かろうが

さてどんな具合だったのでしょうか?