『シャンピニオンの魔女』

 

樋口橘の作品、既刊6巻。

 

アニメ化おめでとうございます〜!!

その情報を機に読み始めましたが

先が楽しみな物語です。

 

以下、感想です。

 

 

 

土地にとどまってしまった負の感情や存在を

歩くことで浄化する(その際きのこがたくさん生える)

黒魔女さんを主人公とし、歪んだ世界のあれこれを

描いていくお話です、今のところは。

 

「マンガPark」作品ページ内で

無料公開されている「第29話おまけ①」に

この世界の白魔女・黒魔女の説明がありまして、

現代社会の私たちが想起するイメージと

逆に設定してあるのが、作品の良さですね。

 

強大な力を持つものの、黒魔法使いの中では

新参者であり、内面も未熟な主人公を軸とするので

このおかしな世界への違和・不信・怒りといった

内容は描かれてこなかったのですが

徐々にそのあたりのお話も触れつつあります。

 

『学園アリス』の作家さんですし

何かしらの決着を示してはくれるでしょうが

ていねいに積み上げる作家さんでもあるので

どのくらい続く物語かは未知数ですね~。

 

風の魔法使いさんがお気に入りなのと、

(与える愛は強いんですよ~!!)

大変気になる引きになってしまっている

緑の魔法使いさん関連のエピソードが

どう未来につながっていくのか、楽しみです。