『新クロサギ』

 

原案・夏原武、黒丸の作品、全18巻。

 

掲載誌が変わっての続編となりますが

組織的な詐欺が増えていくので

話数が積み上がっていくのでした。

 

以下、感想です。

 

 

 

庶民が引っかかりそうな詐欺、というのは

前タイトルのほうが濃厚だった印象です。

 

でも大がかりな話になると

政治家への献金が堂々と登場するの

助かる〜、人の不幸の裏で金もうけ

する連中の基本は変わりませんので。

 

黒崎くんが一線超えてしまったり

今では珍しくない思想を抱えている

エリートが敵の秘蔵っ子であったり

はらはら要素は増しているのでした。

 

エリートの主張が矛盾に満ちているのは

黒崎くんが指摘してくれてるので

まじでそう。本当に「小物」と思ってるなら

放置していいに決まってるんだよねん。

 

ついに敵に迫る!というところで

敵も黒崎くんを認識してしまったり

親爺さんと決別したりと波瀾万丈。

氷柱ちゃんの護衛は……いると思うけどな!?

 

そして完結編に続くのでした。