『エイリアン』

 

1979年の作品、監督リドリー・スコット。

 

女性主人公の傑作SFホラーなのですが

子どもの頃、保護者の解説&早送り付きで

視聴していたので、通しで見たのは初めてです。

 

以下、感想です。

 

 

 

ということでオチまで通して

あらすじや設定は知っている状態でしたが

リドリー・スコットの無駄のない情報提示に

すげ〜と見入ってしまいました。

 

裏切り者は誰か?を知っているので

このショット意味深だなと思いつつも

初見では邪魔にならない具合ですね。

 

あとリプリーさんが裏切り者に襲われる場面、

背景に映る女性の裸体、口につっこむ際に

使用されている雑誌からして、明らかに

レイプの暗示でしたね……加害者は

殺す気で襲うのだと、知ってる男性監督助かる。

 

この頃はまだエイリアンとガチバトルがないので

でっかくなってからは怖くないの助かった()

鳴き声きーきーだったのも新鮮。

顔と胸のほうはちゃんと怖いです←

 

元が男性七人という脚本だったのを

映画化にあたり女性・人種を増やしたりと

調整しているので、か、快適〜!!

労働問題のくだりも好きだぜ。

 

まああの状況なら悲鳴上げるだろ、

動けないだろ、という仕上がりなので

女性は二人とも「邪魔な女」になっていない

のもよい案配でした。リプリーさん

ポジションも上だし、通すべき意見も出すしね。

 

猫ちゃんはいいお仕事してたな〜!

この子の登場場面はちゃんと覚えてました。

逃げる時も一緒なのは当然なのだ!!

エイリアンに寄生されるとかないのもよし!!!

 

私はディレクターズカット版を基本的に

好まないほうなのですが(大体いらん要素と判明するので)

『エイリアン』も見なくてよさそうなのである。