『ハンサムマストダイ』

 

アストラ芦魔の作品、上・下巻。

 

ジャンプ+にて華々しく

新連載を開始した作家さんの

前作である~。

 

発表時期は「ジャニーズ事務所」が

その名称であった時なのですが

風刺と取っていいんですよね???

 

以下、感想です。

 

 

 

主人公は男性アイドルが大好きな女の子!

推しのライブに参加した「運命の夜」をきっかけに

彼筆頭、アイドルたちが苦しんできた秘密を知り

《すべてのハンサムガイを救う》べく

男性アイドルになると決意するのであった!!

 

第1話の完成度がめちゃくちゃ高いのですよね~。

そして連載作品としてもがんがん盛り上がっていき

エネルギーが途切れることなく大団円となります。

 

アンニュイな姿で人気が爆発している

トップアイドルことハンサムガイたちは

実際に事務所のボスによって日々虐待を受け

その「魅力」しか出せなくなってしまっている、

という設定がお見事すぎる~。

 

バイオレンス描写もかなりありますが

生命力の強さで跳ね飛ばしているの

往年の永井豪を思い出してしまうんだな。

 

パワーワードが豊作な作品でもありまして

ぜひ自分の目で確かめてほしいのですが

《聖母のような男》は書かざるを得ないよ!!