第二部分となります。
おとなの事情で続いたのかしらんと
邪推しつつ、第一部で触れられなかった
キャラの過去や未来にお話が
広がっているのはよかったですね~。
以下、感想です。
鬼宿の転生者である魏に出会えて
ハッピーな高校生・美朱が
四神・朱雀に救いを求められ
二つの世界で戦うお話です。
本の中の世界のその後がどうなって
しまったのかも触れられつつ、
美朱と魏が本当に結ばれる話に
仕上がっていたのは好きですね。
親友から卒業した唯ちゃんが
最初から最後までかっこいい子で
幸福になってほしい……!!と思うのです。
鬼宿と魏が違う人物に見える、というのは
隆臣くんもそうであったりはしまして←
成長するとああなるんだろう~と
個人的には納得してるのですけどね。
メタ視点であれば、《同一人物》であると
証明するための物語を積み上げてきたとも
言えるのですよね。あと作者の宗教思想も強いかな!