『チキンラン:ナゲット大作戦』

 

Netflix作品(配信はこちら)。

 

舞台裏が楽しかった~。

創作は良いものだ……

 

アードマンの悪趣味が気になっていて

前作は未見なのですが

今作もえぐかったな……おもしろいんだけど!!

 

以下、感想です。

 

 

 

前作で見事大脱走を成し遂げた

ニワトリたちが新天地で生活し

子ども世代も登場し……というところで

物語の幕は再び上がるのでした。

 

キャラの動き良し、テンポ良し、

情報の出し方と意図も明確、

音楽もゴージャス、と文句なしの作品ですが

やっぱり悪趣味なんだよなあ……

 

一番まずいのは、危険に巻き込みたくないのはわかるけど

ちゃんと本当のこと(=捕食者である人間の脅威)を

話しなよ……でお話が進行し続け

娘の謝罪があった後も、その点に触れないのは

わざとなのか!?とストレスフルだったことですね。

 

イギリス古典のピーターラビットですら

《お父さんは人間にパイにされた

=人間はウサギを捕食する》ことが

大前提で、お話が進むんですよ!!

 

この大前提をすっとばされた上で

「おいしい肉」を追求する人間の邪悪さを

提示するのは悪手だなあ……と思うのでした。

 

我ら捕食者は、ストレスで委縮した肉ぐらい

甘んじて食えよ、腹に入れば同じだろう!?と

イメージ映像のガキンチョ

ぶん殴りたくなりますけどねん。