Netflix作品(配信はこちら)。
初めてのウルトラマンが『ウルトラマンG』のため
怪獣が生き物で、存在自体ではなく
棲まう地域との距離が問題という
視点のある新作は大歓迎なのだ〜!
最終決戦の絵面がずっけえ!!
安定のNetflixなので引きが
あるんだろうな〜と構えていたら
あの内容だったのでさすがに続きがほしい。
以下、感想です。
冒頭に松井選手の名前が登場したり
球団をはじめとする、日本に実在する
企業の名前や製品そのものが出てくる
小ネタにふふっとなる画面作りでした。
でもパースやネオンの感じは
アメリカ大都市なんだよね……
ベイマックスの雰囲気が近かったかも!
主人公がどちらかというとむかつく野郎から
怪獣の女の子という特大災難を抱えたことで
変化していくことを楽しむ設計でしたね。
子どもの与える力はすごいんですわ〜。
怪獣対抗組織が運んでるのが明らかに
卵じゃねえか!子どもをさらうな!!
に始まり、お母さん猛攻撃したり、
お母さんモデルのメカを作ったのかと思いきや
生体兵器にしていたりと(パーツ外せてよかったね)、
怪獣好きには絶許の嵐なのですが
組織がだんだん過激化したパターンだよね、さすがに……
怪獣島から定期的に怪獣が襲来するという
設定のようなので(ヒグマが山から下りてくるようなもん)
街で遭遇した怪獣を退治するのは仕方ないとして
根本的な対策が必要でして……
ウルトラマンが人間と会話しているっぽい
描写がちょくちょく挟まれるので
怪獣島と人間界の繋がりをなんとかする方向で
結束でき…なかったから、このお話なんだろうけどやるせねー。
妻子を失ったらしい組織のボスが
憎しみを塗り固めたデザインの巨大ロボで
ウルトラマン父子と怪獣母娘に襲いかかってくるの
一緒に戦うんだ!!という絵面に燃えつつ、哀しかった。
お母さんが今作時点では人間なので
(M78星雲にいるなら何かあるのだろうが……)
ウルトラマン父さんが家族を得るに
至ったきっかけとかのほうが気になりすぎた〜。
個人的MVPは球体スーパーロボさん
だったと思うので、なんとか彼女も
生還してほしいな〜。