立川恵の作品、なかよし増刊号に
掲載された読み切り。
長らく切り抜きを保存してまして
描線や写植が完全にその印刷で
記憶されている……
リンクはこちら。
以下、感想です。
生まれ育った山を守るために
人里に下りてきた「狐」の主人公が
開発を進める社長の息子と出会う……
という童話テイストなのですが、
刺客の主人公に毒を持たせている
狐長老たちの殺意の強さがポイント。
その毒によって、主人公も、
相手役の男の子も死を迎えてしまうという
悲劇に向かってしまいますが、互いの選択が
未来につながっていったという点では
ハッピーエンドなんだろうね~。
狐一族が完全に少女誌デフォルメとはいえ
しっぽの主張だけはかろうじて
残っているのが好きである!!