新書籍版『エリスの聖杯』第2巻

 

物語も折り返しを過ぎたというところで

現代女性たちが華々しく活躍する中

過去の男性たちのやらかしが

じゃんじゃん判明する巻ですね←

 

以下、感想です。

 

 

 

ケイトとの永遠の別れかもしれない、という

非情な場面でも強い女の子が見せてもらえるの

再読でもやはり苦しいな~。スカーレットの

機転により、閣下たちがすぐ助けてくれるのですが。

 

セシリア王太子妃がその正体を

開示するのはこの巻ですけれど

彼女の物語の転じ方は見事なので

アニメでも楽しみ~。誰が演じるのかな??

 

コニーとランドルフの関係も

第三者のアドバイスなどを経て

変わりそうで変わらないの、主に

閣下が朴念仁なせいですからね!!

 

王太子妃に実際に「毒」を盛った人物が

判明するかもしれない?というくだりから

一気に事件の情報が増えていくので

整理するのが大変ですよ~。

 

敵が卑怯な手を使うなら

こちらも同じ手法を使って

叩き潰してやればよい、と語る

スカーレットが頼りになるのです!

 

このお話は「花を売る女性」に対しても

貴族女性=権力の助けという反則技とはいえ

自立した女性として扱ってくれてるんだな~、

これもまたひとつの強さだな、と思えるのが

良いところなんですよね……

 

旧書籍版に収録されていた

閣下とコニーのデートの後日談、に加え

描きおろしでは二回目デートが描かれております!

 

コニーがいっぱい食べる生き生きした

生命力の強い女性であることが

閣下の力になっていると思うんですよね!?