PV・MVやポッドキャストで
力が入っている回であろうことは
予想できたのですが、演出はすばらしかった。
とはいえ辛すぎて見返せないのである。
Netflixがクリップ動画出してるの
か ん べ ん し て く れ ! !
と思いました。
以下、感想です。
冒頭で生前の映像出してくるので
こちらは泣いてしまうんですよ……
彼女の視点で「あの車」を追いかけるところか~。
モモちゃんの知恵と超能力、
オカルンのスーパーパワーにて
目の前の妖怪を退治し、金の玉を入手しますが
ここでアイラちゃんの死亡が判明します。
人間のやり方で蘇生を試みるものの
ターボババアには無理と断言され
(でも色々話すし、電話もかけようとはしてくれる)
アクロバティックさらさらより
自身のオーラを提供することで救う方法を
提案されるのであった。
直前まで襲い掛かっていた自身を
信用してもらうための行動が痛々しいし
モモちゃんがオカルンを担保とするところは
さすがなんですが……
今回は絵コンテ・作画監督さんの
良い意味での「癖」が出ている絵だな~と
序盤で気づいたのですが
キャラデザの人形作画よりずっと好きです!
過去回想ではおそらくコンプライアンスにより
カットされたシーンがあるものの
娘を奪われる場面での痛々しい流血場面や
星空が夜景に転じる場面が見事に描かれていて
マンガとは違う良さも出てましたね~。
彼女が生前のよすがとしていたであろう
バレエの回転を、時間変化のカメラワークに生かすの
とてもよかった……このまま過ぎないでほしかった……
アクさらの娘さん、ちょっとリアル寄りの
作画なのが印象に残りました。
あの子はまだ歯がそろってないんだよ……
幼いアイラちゃんと通りすがるまでに
長い歳月がたっているであろう、昔の時代のことで
色々な要因が重なってあの結果になったこと、
外野がたられば言っても、あの子の死は
避けられない未来であったでしょう。
アイラちゃんの呼びかけから
子への執着が妖怪へと変化してしまう過去、
アイラちゃんの復活と引き換えに
身体が崩れ、戻った記憶への後悔。
私が母でなければ、もっと違う生を
与えられたのに、という痛々しい想いに
幸せだったと感謝の想いで寄り添うアイラちゃん
本当にありがとう…みんな泣いている……
喜久子さんのお芝居すさまじかったな~
音響の使い方もよかった、
繰り返し聴けないのですけれど!!