アニメ版『ダンダダン』第7話

 

PV・MVやポッドキャストで

力が入っている回であろうことは

予想できたのですが、演出はすばらしかった。

 

とはいえ辛すぎて見返せないのである。

Netflixがクリップ動画出してるの

か ん べ ん し て く れ ! !

と思いました。

 

以下、感想です。

 

 

 

冒頭で生前の映像出してくるので

こちらは泣いてしまうんですよ……

彼女の視点で「あの車」を追いかけるところか~。

 

モモちゃんの知恵と超能力、

オカルンのスーパーパワーにて

目の前の妖怪を退治し、金の玉を入手しますが

ここでアイラちゃんの死亡が判明します。

 

人間のやり方で蘇生を試みるものの

ターボババアには無理と断言され

(でも色々話すし、電話もかけようとはしてくれる)

アクロバティックさらさらより

自身のオーラを提供することで救う方法を

提案されるのであった。

 

直前まで襲い掛かっていた自身を

信用してもらうための行動が痛々しいし

モモちゃんがオカルンを担保とするところは

さすがなんですが……

 

今回は絵コンテ・作画監督さんの

良い意味での「癖」が出ている絵だな~と

序盤で気づいたのですが

キャラデザの人形作画よりずっと好きです!

 

過去回想ではおそらくコンプライアンスにより

カットされたシーンがあるものの

娘を奪われる場面での痛々しい流血場面や

星空が夜景に転じる場面が見事に描かれていて

マンガとは違う良さも出てましたね~。

 

彼女が生前のよすがとしていたであろう

バレエの回転を、時間変化のカメラワークに生かすの

とてもよかった……このまま過ぎないでほしかった……

 

アクさらの娘さん、ちょっとリアル寄りの

作画なのが印象に残りました。

あの子はまだ歯がそろってないんだよ……

 

幼いアイラちゃんと通りすがるまでに

長い歳月がたっているであろう、昔の時代のことで

色々な要因が重なってあの結果になったこと、

外野がたられば言っても、あの子の死は

避けられない未来であったでしょう。

 

アイラちゃんの呼びかけから

子への執着が妖怪へと変化してしまう過去、

アイラちゃんの復活と引き換えに

身体が崩れ、戻った記憶への後悔。

 

私が母でなければ、もっと違う生を

与えられたのに、という痛々しい想いに

幸せだったと感謝の想いで寄り添うアイラちゃん

本当にありがとう…みんな泣いている……

 

喜久子さんのお芝居すさまじかったな~

音響の使い方もよかった、

繰り返し聴けないのですけれど!!