「大人」であろうとする成人がいる
フィクションはすごく信頼できる(リンクはこちら)。
以下、感想です。
王子のピンチに魔法使いが
かけておいた術が発動し、
非常事態の笛を吹くチャンスができます!
世無さんが扉をつなげて
対峙する一連の場面、
強力な術者のゆとりを感じられて
いいな~、いいな~!!
世無さんが隠している右目も
(現在、力が失われてはいるが)
王子くんの目と同等のものであり
両目に力が授かるというのは
自然発生ではありえない、という
解説から始まる、「人でなし」発言の
撤回を求め、弟子宣言するの心強すぎる!!
王子くんを拾ってくれた魔法使いが
世無さんであって、本当によかった……!!と
読者が思える、「大人」を作品に登場させる
イエロウさんの心配りが万歳なのです、
一生ついていきますぜ~。
ずっと城の掃除でお話進んでいくな~と
思ってはいたのですが(一部怪しいものの)
城の皆さんは王子の味方でいてくれるだろう、
という安心感を形成するのもお見事です。
そろそろ単行本情報も出ますかね??