原作小野不由美、作画いなだ詩穂。
ダ・ヴィンチ特集記事のおかげで
全巻そろえてしまいました~。
最終巻まで読んでの感想です。
原作はぱらぱら見た程度なので
未読扱いになるかと思います。
以下、ネタバレです。
※19.07.05に加筆・修正※
連載時雑誌で読んだのが、二巻から五巻。
入手して目を通したのが、一巻から五巻。
友人に見せてもらったのが、六巻から九巻。
ということで問題の最終話
今回初めて読んだことになりますね。
☆☆☆
そうか!
やっぱり双子だったのか、この人たち!!
夢の中の人は別人っぽかったし
意味深な台詞とか構図とかがあちこちに出ていて
昔から謎解きが最後に来るのかな~
とは思っていたので、あんまりびっくりしませんでした。
伏線が丁寧に与えられてましたものね。
それより問題は。
麻衣ちゃんが好きだったのは
幽霊のお兄さんのほうだったということだよな~。
切なすぎる……
出逢ったときには死んでいたってことだもん。
私は主人公の麻衣ちゃんのことが好きだったので
麻衣ちゃんがナルを好きなら応援するよ~
というスタンスだったのですよね。
まあ、ナルも好きなんですが、絶対にくっついて!!
というほどではなかったよ(笑)
個人的には、ぼーさん推しでしたし。
次がジョン(神父だから無理なのですが・笑)
麻衣ちゃんにとって、ジーンは永遠の人でしょうし
再びナルに恋する可能性は低そうだよねぇ。
小説のリアルタイム読者は
このラストを消化するの大変だったろうな。
なんせティーンズ小説だもん……
☆☆☆
以下『なかよし』思い出話。
雑誌で読んだ分は、雑誌のサイズで覚えています。
で、ベタやトーンを使って暗くなった場面ほど
印刷がつぶれて、もやもやになるのですよ(笑)
見事な相乗効果となりまして
おばけの場面がものすご~く怖かった!!
コミックスのほうが印刷がきれいな分
あんまり怖くないですね。
もちろん「血塗られた迷宮」は例外ですよ。
これが連載されてたらトラウマになってましたね(泣)
☆☆☆
付録で思い出せるのは心理テストです。
三巻に収録されているカットは
それ関係だったと思うのですが(うろおぼえです)
「雨の日は好きですか?」みたいな質問に答えていくと
霊感度がSPRの誰のタイプか、というようになるのですよ。
一番下がナルで、一番上が真砂子たち四人だったかな。
自分が麻衣タイプだったことは覚えています!
でも霊感ないですね、自分(きっぱり)
母や末の弟は見たことあるそうですけど。
金縛りの経験とかも……1回くらいかなぁ???
☆☆☆
『ゴーストハント』二巻第一話が載っていた号は
ひさびさに手に取った『なかよし』なので
結構内容を覚えていたりします。
今でもネーム引っ張り出せるなあ。
記憶をたどるとこんな感じかな。
・立川恵『夢幻伝説タカマガハラ』
・CLAMP『カードキャプターさくら』
・野村明子『JOKER』
・えぬえけい『RsR』
・小坂理絵『ヒロインをめざせ!』
・紫部さかな『幻想サーカス団』
・あゆみゆい『デリシャス!』
・川村美香『だあ!だあ!だあ!』
・片岡みちる『夢のクレヨン王国』
・高瀬稜『My Dear』
・安藤なつみ『ついてるね聖ちゃん』
自分がリアルタイムで読んでいた雑誌って
全体を俯瞰して認識する黄金時代とは別で
とても特別な時代ですよね。
アンケートどれ書くか迷うメンツですな……
でも対象年齢ばりばりの頃は
アンケートの重要性がわかってなくて
送ったことがないのですよ!
好きなマンガが長く続くことが少なかったな……
その反省を経て、今では新人さん優先で
アンケートを出すまでに成長しました!