『ミラート年代記』第3巻

 

メモを作って放置していたものです(汗)

完成させる気はあったのですが

ずるずると時間がたち

1ヶ月たっちゃうのはまずい!とあわてて仕上げましたとさ。

 

勉強を30分したら、15分読書……というように

一気読みしておりました。

途中で全部読書になったのは言うまでもない……

 

以下、感想です。

 

※19.07.05に加筆・修正※

 

 

 

物語の柱ですが。

・エルギルたちの母の救出

・カグアンの策略

・癇癪玉の克服

・六王国連合内の戦争

・ニシコ姫とのロマンス

 

こんな感じですかね。一巻・二巻に比べると

あれ~という感じにお話が進んでしまった印象。

 

癇癪玉の話は……気持ち悪かったです。

うう、この手の虫は苦手なんだ~。

『スター・トレック2』を思いだしてしまった。

 

お母さんの復活は想定外でしたが

鉤鼻ハルコンは復活すると思ってました。

鍛冶屋のティコの見せ場も来るだろうと思ってました。

 

でここが、私にとっての重要な部分かな。

 

やっぱり、ニシコ姫なんですね~!!??

 

いや、エルギルとのロマンスは

若いもんはええのう、かわいいのう~と思いながら

楽しんで読ませてもらったのですが。

 

うう、これだから西洋の物語は(異類婚推奨されませんもんね)

キラ派の私、少し悲しい(笑)

 

ただトウィクスの存在が完全に消えちゃったのが

気の毒だなぁ……

死んだと思われていた人が、これだけぞろぞろ復活してくるのに

彼は二巻で退場した後、これっぽっちも出てこない(汗)

 

ニシは任せた!みたいに、精神世界とかで

会話するくらいはあってもよかったのに!!

(でもそういう都合の良さはないんですよね)

 

最初から物語の主役はエルギルでしたし

エルギル派の自分ではありますが

ああいう経過をたどっていくと

これでいいのだろうか??とも思う。

 

なにはともあれ大団円を迎えて

イーザウの物語はどんな事が起ころうとも

光を失わないのだな、と安心します。

 

いつかイーザウ作品は原本入手して

辞書を使いつつ、読んでみたいですね。

波長の合う作家が同時代にいるというのは

すごく恵まれていることなのですよv v