サー・パトリック・スチュワート目当てで見たのですが
楽しく見ることができました!
役者も演出もとても素敵だったのですv v
以下、感想です。
※19.07.05に加筆・修正※
やっぱりシェイクスピア英語は楽しいですよ~!
昨年『リチャード三世』を原文で読む講義を受講したのですが
シェイクスピアは読むものではなく聞くものなのだな、と。
詩であると考えるのが手っ取り早く、リズムがしっかりしているので。
日本で上演するときもオペラみたいに原語でやると
もっと楽しいのかな。どっちなんでしょうね?
宣伝文句にあった「現代演出」というのは
現代人にも納得できる演出というのでしょうか。
カメラを使った場面がいくつかあるのですが
亡霊は映らなかったり、表情がズームアップされるという効果。
広間の床が鏡のように磨き上げられて
湖の場面にもなったりもしていますね。
役者が現代服でも違和感はなかったですね。
『ハムレット』は救いようのない話ですし
出てくる人物達のふるまいなどに???となることも多いですが
役者も演出も演技も申し分なく
どの人物の弱さにも共感できるものとなっています。
クローディアスと王の亡霊がパトリック氏の二役だったので
この二人の過去の因縁に思いもはせられ……
ガートルードの苦悩と最後にも深みが増し……
やっぱりオフィーリアはかわいそうだよ~(泣)
え?ハムレット?う~ん、おもしろかったけど
こういう人はやっぱり好きにはなれませんね。
はよ動け、やり方が下手くそだぞ。まあ王子さまだしな(笑)
彼を魅力的に演じられるかで真価が問われる役ではあります。
あとレアティーズは序盤の演技も見ますと
仲のいい兄妹というよりも、シスコンだったのかな?
さて時間があるときにしつこく鑑賞しよ~っと!