なんで紫なんだろう?と読み進めたら
その展開をやってくれるとは!
さすが「期待」を裏切らないぜ!!と
燃えたぎった最新刊なのでした。
アニメのほうも、アメン関係者の
皆さんはそろうようで来年が楽しみです~。
以下、感想です。
各地から帝都に駆けつけた応援の皆さん!
という形で、第1話から登場している
あの人やこの人たちがじゃんじゃん出てくるの
うおー!最後までアニメ化してくれ!!と
こちらも燃えますね~。
魔王が封印されているてっぺんを目指し
巨大ロボで最速最短を狙うレッドたち!
当然分断策を取ってくる魔王族!!熱いね。
分断策を想定済みのチームなので
レッドも静かに最上階を目指すわけですが
分けられた四組それぞれのバトルが
切って落とされるわけです!!
まず本格的に描かれるのは
イドラ嬢とシャウハの戦いですが
対話をあきらめないために
まずはぶっ倒す!と宣言する
ヒロインがとても頼もしい~。
心理戦も忘れない、魔王サイド
最強の魔法使い・シャウハを前に
一歩も引かないどころか、動揺させるの
(やはりイドシャウなのか……)
さすが我らのイドラ嬢なのですが
見覚えのあるデザインの加工マナメタルを
取り出してからの彼女はすごいよ!?
イドラ「”コレ”言うの」「いざとなると ちょっと照れるわね」
「絆装チェンジ!!」
「意志を紡ぎ 未来へ繋ぐ」「相生の魔導士!!」
「キズナメイガス!!」
うおおおお~、ついにイドラが変身した!!
アニメで絶対見たい場面がまた増えた!!!!
さすが「予想」は裏切っても「期待」を
裏切らない作家さんだぜ!!!!!!
新たな力で「魔法」を無力化する
王家の杖を破壊したイドラ嬢を前に
シャウハも魔王族の力を解放するのですが
ここから語られる彼女の想いがよかった~。
永い時の中で、今は成せなくとも
次の世代へと託していく人間の
まばゆい可能性を見続けた結果
己をみじめにさせる「光」が嫌い、
この千年間で一番強く輝くイドラは。
ってそれはもう「愛」ではありませんか!?
と読み進めると、彼女が死んだと思った
シャウハが「もしも」を語るので
やはりそれは「愛」なんですよね!!??
レッドとイドラの愛が描かれてなければ
イドシャウにダイブしたな←
父の幻を見たイドラ嬢は
絶体絶命の危機を回避しており
シャウハの想いも聞いてしまっているので
最終決戦後の友情に期待しちゃうぜ~。
そしてアメンと因縁の相手の
対決に場面は変わりますが
歴代最弱であろうとも「今」ここに
いるのは己であり、彼らを超えてみせると
宣言するラーニヤも成長したんだね……
一気に決める!と奥の手で勝利するも
シャウハと同じく力を解放した
魔王族が立ちふさがるところにて
アジールがさっそうと登場するのは
彼が「本当に」変身する場面が
続くということですね!?と
「期待」し、続刊となるのだった~。
巻末おまけがシャウハとイドラの親戚の
過去エピソードなの、薄い本が
厚くなるフォローなのである……