『怪獣保護協会』

 

ジョン・スコルジーの作品。

 

作者がコロナ禍の時期に執筆した

楽しさ・軽やかさに全振りした

怪獣作品なのでした~。

 

『トワイライト』筆頭

アメリカ娯楽作品ネタでちょいちょい

わからないのがありましたので

映像化されたほうが楽しめそう。

 

以下、感想です。

 

 

 

並行世界に存在している怪獣たちが

こちらの世界の「フィクション」に

影響を与えている、という世界観は好きです。

 

寄生虫と糞で盛り上がるのは

もう鉄板なんだろうな~。

でっかいことはいいことだ。

 

主人公の属する組織がちゃんと最後まで

「怪獣保護」を優先させているのが

大変良かったのです!

 

変な動きをする組織は前例が多いので

娯楽作名乗って「実は」を出されたら

本を投げ出しますものね←

 

日本作品由来の名称が

結構しぶい線をついてくるのですが

これ原語ではどの名称を使っているのだろうか?

 

主人公の性別を開示していなかったり

色んな人たちとの交友の輪が成立しているのは

「新作」ならでは、という魅力なのでした。

作者さんの他SFも読んでみたいですね~。