『怪盗セイント・テール』

 

立川恵の作品、全7巻。

 

作者さん最大のヒット作である~。

三十周年すぎてるかな???

 

アニメ版は最初のバージョンの

DVDBOXを持っているので

そちらの話は別の記事で!

 

以下、感想です。

 

 

 

『ルパン三世』『キャッツ♥アイ』他に

影響を受けたと作者自ら語る関係上、

『まじっく快斗』とアウトプットの

方向性が似通うのもわりと納得する

マジシャン怪盗×探偵の「恋」物語です。

 

短期連載が長期連載化したということもあり

両片想いが……長い!!そして俊夫さんが陥った

どっちが好きなんだ問題についても

アスカJr.の恋心がしっかり描かれていることで

読者が混乱しないの、後発作品のメリットだ!!

 

少女マンガ「なかよし」掲載なので

泥棒は泥棒でも「義賊」ものですし

自分のためには盗まなかった芽美ちゃんが

アスカJr.だけは欲しがる、という

最終回の山場の見せ方がうまい~、うますぎる!

 

ちょっといやがらせする時期があるものの

リナちゃん今見るとじゅうぶん素直で

かわいい子だな~(Minkキャラのほうはちょっと…)

と思いますし、作家が生み出したキャラに対し

率直に語ってるのも好印象なのです。

 

☆☆☆

 

メインキャラたちが通うミッション系の学校、

親友のシスター姿、神の扱いなどなどは

90年代当時のおおらかさ優先となっており

アニメ化前から作者に指摘が殺到していたそうである()

 

あと沢渡くんのあだな問題なども含め

現代なら先に調べて回避できた

トラブルだね~とは思うのでした。

 

まあファンタジー日本が舞台だから!!