『解体屋ゲン』第107~109巻

 

前巻の映画パートが気になったので

まとめ買いにシフトしたのですが

やはりあのチームには問題がある……

 

以下、感想です。

 

 

 

子ども食堂を作るために奔走するお話が

ちょっと長めにあるのですが

それは政府の仕事だ!とキャラが指摘した上で

でも「今」必要なんです、という見せ方が好き〜。

 

きっかけとなったお嬢さんの家庭問題も

母親を単純に否定するのではなく、という

持っていき方がお見事です。

 

AIが少子化気にして改善策出してくるの

そもそも育てる空間がないぞ!から

開始しているのは建築軸ならではです。

 

他国の侵略問題は正直、頭数多くても

負けるところは負けるしな……

となっておりますけど←

 

労働問題についても、男女差、

時間、賃金、あらゆる要素を

カバーしてくれる「強い」作品なのですが

映画チーム内での強姦未遂(同意してないので!)が

ささっと挟み込まれたりして、やはり

あのキャラたちは問題だな……と思っています。

 

でもあの先が尖った道具=筆記具での抵抗は

性犯罪裁判実例でも「不同意」として

認められたことがあるパターンなので

偶然なのかちょっと気になりました。