まどマギ外伝のうちの一つ。
マンガ担当は枡狐・蛙空、全5巻。
アニメ本編でも存在が示唆されていた
魔法少女となったジャンヌ・ダルクを
主人公とする物語です。
マギレコのイベントアレンジも
すごくよかったな〜。
以下、感想です。
ちょっと絵柄に癖があるのと
(足首〜爪先の処理が初めて見た感じです)
歴史に沿う場面にて説明語りがすごく長い(文字も小さい)のが
難点ではありますが、この時代のキュゥべえこと
キューブがそこまで悪役ではないので
魔法少女同士の戦い!!という舞台作りも
嫌な印象を受けることなく読める作品です。
史実のジャンヌ・ダルクのサイン由来である
「タルト」という名の主人公を軸に
魅力的な魔法少女たちが集うのは良いですね〜。
歴史物ということで有名どころの
男性陣がそろっておりますが
ジャンヌが魔女として処刑された後
名誉回復に尽力した未来の王が
かなり印象的な少年キャラなのでした。
しかし英仏百年戦争は掘り下げると
面白いですよね……
この時代にもめちゃくちゃ嫌われている
フランス王妃がいるのであった。
彼女が規格外の魔女というアレンジはよかったです。
どうやら打ち切りになった関係で
回収しきれなかった伏線があるそうですが
アプリゲーム・マギアレコードのイベントで
補完されていたのはよかったです。