「水野英子 青池保子 文月今日子 少女マンガ3人展」~しものせきより愛をこめて~

 

2008年7月10日(木)~8月3日(日)、

下関市立美術館にて開催。

 

先日、メモ帳を発掘したので

まとめてみました〜。

大学時代が一番字をきれいに

書いていたので、解読も簡単であった。

 

おそらくマンガ作品の原画展では

一番最初に足を運んだ企画で

京都より西に初めて行ったのだ!

 

あと当時(16年前!)の夏だと

バスをふらっと降りて

観光するという技が使えていた!!

 

以下、感想です。

 

 

 

<水野英子>

U・マイヤ作品も含め

長期・中期連載、短編、イラストなど

展示作品は多種多様でした。

 

水野さんの昔の作品のほとんどは

原稿が紛失状態となっており

「原画’」が展示されておりましたが

原画はどれほど美しいのでしょう!状態。

 

テレビ画面のドアップにも

耐える印刷物ではありますが

整えた展示物は線の躍動感が全然ちがうのだ~。

 

連載版が掲載されていた

当時の雑誌も提供されててすごい……

読みたいですよね~!!

 

 

<青池保子>

さすがに講談社専属時代はなく

フリーになってからの快進撃時代の

作品がメインでした。

 

印刷が精巧な複製原画より

さらに美しい~。

『Z』の絵が好きなの多くて

音が吸収されていく夜の闇もすばらしかった。

 

特に『アルカサル―王城―』執筆期は

画力の細部に神が宿っていて

宗教画と比較しても遜色はないと

思えたものです。

 

 

<文月今日子>

コミカライズも相当手がけている

作家さんなので、いっぱいあった!!とだけ。

色彩や描きこみが豊かななので

妖精画とかすばらしかったです~。

 

あとほしいなと思った絵は

ほとんどポストカードになってて

ほっとしました。いっぱい買った!

 

 

<展示・販売コーナー>

お三方の執筆とは別に

昔の少女マンガ単行本・雑誌が

展示されておりました~。

眺めるだけで楽しい!

 

水野さんが効果線を描いている映像が

流れている場所もこちらでした。

後年、ソフトを買わせてもらったやつです!

 

水野英子の書籍は、新規発行が少ないのと

マニア本価格帯に突入しているので

なかなか見つからない~、というお話で

売り子のお姉さんと盛り上がりました。