時代劇パートが大盛り上がりだったので
そういえばワシリの滝の
ワッカイワナへの挑戦が
目的でしたね……と思い出すのでした。
以下、感想です。
★「三平inカムチャッカ ワシリの滝編」
ワシリの滝には先客の
ヒグマの群れがいたのでした~。
これは大変であった!
ヒグマを追い払ったのち
ワッカイワナが釣れなくなってしまいますが
そこに駆け付けたのは一平じいちゃん似の
ワシリじいちゃんなのでした。
ヒグマに遭遇すると滝つぼの裏に
魚の群れが避難する習性を知っていた
ワシリじいちゃんは、三平くんを案内しますが
そこで旧知のヒグマと会話しているかのように
通じ合うお人なのです。先住民族の説得力よ!
ワシリの滝に到着するまでに釣れた
ワッカイワナはあくまでも
幼魚であり、成魚とは模様が
違っているのだ、というしかけも見事です。
時代劇を挟んだとはいえ
執筆七年にわたる大作「三平inカムチャッカ」は
ミーシャたちとの再会を予感させつつ
明るく締まる良きエピソードなのでした~。