『なみだうさぎ~制服の片想い~』

 

水瀬藍の作品、全10巻。

 

昔最初の数巻だけ読んでいた

なつかしい作品です。

 

某作品の同人誌などを

読んでいた方だったので

商業デビューにびっくりしたんだよな。

 

以下、感想です。

 

 

 

当時の少女コミックは純愛路線を

進めようとしていた時期でして

(とはいえエロはしつこく残る)

読みやすくはなっていましたね。

 

両片想いを引っ張り続ける

恋愛(のみ)マンガってストレスかかりますが

たまに読みたくなるんですよね(爆)

 

主人公とヒーローの交流が

写真をきっかけに始まっており

(ブログのコメントから始まるメル友も同一人物)

主人公の世界がカメラ方面でもっと

広がるとおもしろかったんだろうな~。

 

恋愛のあれこれに一喜一憂するのは

こんなもんだろう感がある←

《恋したことない》女の子の扱いは

当時なり、というよりは掲載誌の枠内かのう。

 

種村有菜のアシスタントを長らく

勤めていた作家さんなので

トーンワークの華やかさはぴかいちです。

 

絵も時々不安定になりますけど(ありなっちと違い

フィクション造形です!と押し切るパワーが不足)

表情が生き生きしているの好きだったな!!