Netflix版『T・Pぼん』

 

Netflix作品(配信はこちら)。

 

SF×歴史ものはもはや定番なのですが

さすがF先生、シナリオの手堅さがえげつない……

《助けに行く話》なので基本ハッピーエンドですが

さらっと残酷描写織り込んでくるよな〜。

 

一応現代設定っぽいですが

「お受験」が流行語になっていた

時代の雰囲気が残されたままだ!

 

以下、感想です。

 

 

 

★第一期・リーム編

ひょうなことからタイムパトロールとなった

現代人のぼんくんが、古今東西あらゆる場所に

人々を助けに向かう話です。

メカの基本形、今見ても洗練されとるよ〜。

 

過去の時代の価値観や行いに対し

どストレートな感想を出してくれる

キャラが物語空間にいるだけで

シナリオ進行の快適度が上がるよな〜。

 

ちゃんと専門家がクレジットされておりますが

元々F先生の考証はしっかりしているほうにつき

古代のエピソードがやはり魅力的ですが

魔女狩りと特攻隊の話がずば抜けている〜。

 

特に魔女狩りについては

色々「怪しい」要素はあるものの

これ結局は横恋慕男の「嫉妬」がとどめだろう!?

⇒正解だったので、F先生まじで上手い……

 

拷問は相手の望む回答を言わないと

止まらないので……あのまま「死んだ」

悪魔憑き・魔女はどれだけいたのであろうか。

 

個人的にはバカンスで

恐竜時代に行くお話が好きです!

これ箸休めと見せかけて

ご先祖さまを救う話だな!?あたりも

お見事であるよな〜。

 

 

★第二期・ユミ子編

リームさんが異動の後

後輩であるユミ子ちゃんと

コンビを組んでのお話なんですが、

掲載誌が変わったからか

サービスシーンが多い……

 

私もリーム派ではあるんですが←

このサービスシーンの有無が

キャラ人気の差にも響いてないか?と

邪推してしまうのであった。

 

わりとオオカミが活躍するお話が多くて

自分の専攻が出てきてしまうと

ひゃっほい!!となりますね~。

 

そう、文字は情報を正確に伝え

人々を「助ける」ために生み出されたもので

そのように利用され続けねばならないのだ……

 

二期で物語が完結となるので

リームさんの大ピンチを

助けに行くお話、でオチがつきまして

彼らの活動はこれからも続く!という大団円です。

 

ゲスト声優さんの配役が面白くて

ユミ子ちゃんの裸体をのぞき見してしまった少年が

高山みなみだったりなのは驚きましたぜ!!

まあ女性声優の男性ボイスの安心感は大事ね、と思いましたさ~。