『鳩子さんは時々魔法少女』

 

可歌まとの作品、全4巻。

 

連載時は後半しか読めなかったのですが

第一話からしっかり伏線はられている

良作ですね~。

 

以下、感想です。

 

 

 

昼間はOL、夜は魔法少女として

なぜか街の外へは出ていかない怪獣たちと

日々戦いを繰り広げる鳩子さんが

(たまにでかい形態もいますが、ほぼスライムとかメタモン…)

わけあり少年と出会った日から運命が動き出す、というおはなし。

 

ループものだと安直だよなあ、というところで

一度死亡して「再構成」されたかつての少女と

相棒であったかつての少年が「再会」するという

切なめのボーイミーツガールなのでした。

 

とはいえ鳩子さんが、まと作品おなじみのパワフルガールにつき

(大人しめなの、最初の連載作品ヒロインさんぐらいでは?)

(そしてそのお姫さますら、男装して異国に乗り込む度胸持ちというな)

再会相手に対しても「何か私に言うことはない!?」

「もっと対話をしろ!!」という具合なので

切ない気分を吹き飛ばしてくれるのです←

 

少年少女モード、実年齢時での

双方のからみをもっと見たかったな~と思えるぐらいの

ボリュームがほどよいのでしょうね。