人はいつまでも若人では
いられないのだ……という
夢破れていく空気に満ちた巻ですね。
以下、感想です。
集団の不和を招くために
女を「贄にする」という最悪事件が
繰り返し起こされるのですが、
徒党の男に襲われた《ひとりの女性》の尊厳に関し
巨匠の出した回答が見事だ……
弱者が酷い目に遭う話を描くなとは言わないが
作家が何を主張したいのかは問われるのだ。
まだ第一部すら半分以上残っているとはいえ
おそらく物語中屈指で美しい場面が
描かれているのであろう第6巻ですが、
彼らの前途に永い幸福などやってこないことは
予想がつく、それでも生き抜くことを選択するのだ。
以下、感想です。
年越ししてしまいましたが
今のペースだと初夏に読み終える
気もしない……大作だからね!!
物語の始まった頃は少年だった
キーパーソンたちが、青年となり
抱えるものも乗り越えるものも
増えていくのでな……押しつぶされまい!
以下、感想です。
白土三平の作品。
外伝は読んでいたのですけれど
ついに挑戦することになりました。
冒頭から絵の緊張感がすさまじい……
最初は第一部まとめての記事を作ろうかと
考えていたのですけれど、正直……
道のりが遠い!きつすぎる!!となっているので
まずは最終巻にたどりつくのだという
決意を完遂すべく、巻ごとの作成となります。
以下、感想です。