『マギアレコード』メイン第2部・第6章

 

神浜の差別の歴史と住民感情を利用し、

選挙の裏でおいしい思いをしている

政治家の会食場面がきつい~。

 

以下、感想です。

 

 

 

 

 

 

 

リヴィアさんが好きになれないの

悪役に徹するなら徹してくれれば

それもまた魅力につながるのに、

彼女が仕込んでいない状況に対しては

そこまでの混乱を望んでいないなどと

「いいひと」ぶるからなんですよね――!!

 

まほストやアニメで触れられていた

フェリシアちゃんのご両親の死の真相は

嫌な行いにより暴かれることになりましたが

たくさんの人が力を貸してくれて、彼女はまた

生きる強さを手に入れることができたのだった……

 

アナザーで触れられていた、組織に属さなくとも

「友人」の力になることはできる、という決意が

ちゃんとつながっていてよかったのです。

 

しかしこの事件に取りかからねばならなかった

ユニオン側の代償は大きく、いくみんは退場し

キモチの石が二木市に渡ることとなるのです。

 

キモチは元魔女なのも大きいけど、有している

感情あれこれが「原始感情」であるのも

「怖い」に直結するんだろうな……

悪い子たちではないんだよね、生存原理が違うだけで。

 

那由多さんのエピソードの時間が前後するの

やっぱりわかりにくいのですが、

神浜市長選における混乱が「仕組まれた」もので

あったと暴かれる場面は、メンツの良さも相まって

鮮やかです(当選した西の市長が女なのは好き!)。

 

現実の「生活」でも、魔法少女の「生存」でも

分断策に翻弄されてきた、ユニオンの主に

東の魔法少女たちの選択はどうなる……という

怖い引きなのでありました。締めも不穏すぎる!