神浜の差別の歴史と住民感情を利用し、
選挙の裏でおいしい思いをしている
政治家の会食場面がきつい~。
以下、感想です。
リヴィアさんが好きになれないの
悪役に徹するなら徹してくれれば
それもまた魅力につながるのに、
彼女が仕込んでいない状況に対しては
そこまでの混乱を望んでいないなどと
「いいひと」ぶるからなんですよね――!!
まほストやアニメで触れられていた
フェリシアちゃんのご両親の死の真相は
嫌な行いにより暴かれることになりましたが
たくさんの人が力を貸してくれて、彼女はまた
生きる強さを手に入れることができたのだった……
アナザーで触れられていた、組織に属さなくとも
「友人」の力になることはできる、という決意が
ちゃんとつながっていてよかったのです。
しかしこの事件に取りかからねばならなかった
ユニオン側の代償は大きく、いくみんは退場し
キモチの石が二木市に渡ることとなるのです。
キモチは元魔女なのも大きいけど、有している
感情あれこれが「原始感情」であるのも
「怖い」に直結するんだろうな……
悪い子たちではないんだよね、生存原理が違うだけで。
那由多さんのエピソードの時間が前後するの
やっぱりわかりにくいのですが、
神浜市長選における混乱が「仕組まれた」もので
あったと暴かれる場面は、メンツの良さも相まって
鮮やかです(当選した西の市長が女なのは好き!)。
現実の「生活」でも、魔法少女の「生存」でも
分断策に翻弄されてきた、ユニオンの主に
東の魔法少女たちの選択はどうなる……という
怖い引きなのでありました。締めも不穏すぎる!